理論電子理論半導体・ダイオード★★☆☆☆

ホール効果と半導体キャリア

概要
ホール効果は、電流と直交する磁界をかけたとき、キャリアに働くローレンツ力により電流・磁界の両方に垂直方向にホール電圧が生じる現象。p形とn形でホール電圧の向きが逆になること、ホール電圧が電流に比例することが重要なポイント。
📖用語
ホール効果電流と直交する磁界を加えると,電流・磁界の両方に垂直方向にホール電圧が発生する現象。キャリアに働くローレンツ力が原因。
キャリア半導体中で電流を担う荷電粒子の総称。p形では正孔(ホール),n形では電子が多数キャリアとなる。
ローレンツ力磁界中を運動する荷電粒子が受ける力。大きさは F = q × v × B(q:電荷,v:速度,B:磁束密度)。
p形半導体正孔(ホール)を多数キャリアとする半導体。
n形半導体電子を多数キャリアとする半導体。p形とホール電圧の向きが逆になる。
ホール効果:電流と直交する磁界をかけると,ローレンツ力によりキャリアが偏り,電流・磁界の両方に垂直方向に電圧(ホール電圧 VH)が発生する現象。
p形半導体(正孔が多数キャリア)
正孔は電流方向に移動 → ローレンツ力で一方の電極に正電荷が集まる。
n形半導体(電子が多数キャリア)
電子は電流と逆方向に移動。ローレンツ力の向きは同じだが電荷が負のため,p形と電界の向きが逆になる。
📐基本公式:ホール電圧
ホール電圧:VH = RH × I × Bt
RH:ホール係数,I:電流,B:磁束密度,t:厚さ)
VH は電流 I に比例する。
図1
関連問題数:1

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