理論電子理論演算増幅器・論理回路★★☆☆☆
演算増幅器(オペアンプ)の特性と増幅回路
概要
演算増幅器(オペアンプ)の理想特性(入力インピーダンス無限大・イマジナリーショート)を前提とした反転増幅回路と非反転増幅回路のゲイン計算を扱う。回路のゲインは帰還抵抗と入力抵抗の比で決まる。増幅回路の設計・解析問題で頻出のテーマである。
📖用語
演算増幅器(オペアンプ):非常に高い電圧増幅度を持つアナログICの一種。反転・非反転の2入力端子と1出力端子を持つ。
イマジナリーショート(仮想短絡):負帰還をかけた理想オペアンプで,両入力端子間の電位差が実質ゼロとみなせる状態。
開ループ電圧増幅度:帰還なし(オープンループ)でのオペアンプの電圧増幅度。理想的には無限大。
帰還抵抗(Rf):出力から反転入力端子へ信号を戻す経路に接続される抵抗。ゲインを決める主要素子。
入力インピーダンス:入力端子から見た回路の等価抵抗。オペアンプでは理想的に無限大。
演算増幅器とは
非常に高い電圧増幅度を持つアナログICの一種。反転(−)・非反転(+)の2入力端子と1つの出力端子を持つ。
理想オペアンプの特性
•入力インピーダンス:∞(入力には電流が流れない)
•出力インピーダンス:0
•開ループ電圧増幅度:∞
•イマジナリーショート:フィードバック時,両入力端子の電位差 = 0
📐基本公式:増幅回路のゲイン
反転増幅回路:G = −RfR1
非反転増幅回路:G = 1 + RfR1
Rf:帰還抵抗 [Ω],R1:入力抵抗(反転形)または帰還分圧用抵抗(非反転形)[Ω]
使い方・ポイント
•直流回路ではフィードバックループ中のコンデンサは開放として扱う。
•入力インピーダンスが大きいため,信号源への負担が小さい。出力インピーダンスが小さいため,負荷に安定した電圧を供給できる。
•反転形は入力と出力が逆位相,非反転形は同位相になる。

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