機械パワーエレクトロニクスインバータ・チョッパ・PWM★★☆☆☆

太陽光発電のパワーコンディショナと単独運転防止

概要
太陽光発電設備のパワーコンディショナ(PCS)の構成と機能,および系統連系時の単独運転防止の仕組みを扱う。逆変換装置(インバータ)と系統連系用保護装置からなり,単独運転を電圧位相・周波数の急変で検出して自動解列する。瞬時電圧低下(LVRT)では不要な解列をしない対策も重要。
📖用語
パワーコンディショナ(PCS)太陽電池の直流電力を交流に変換し,系統連系を管理する装置。逆変換装置(インバータ)と保護装置で構成される。
MPPT(最大電力点追従)太陽電池の出力電力が最大になる動作点を常に追従する制御機能。
単独運転系統側が停電・事故になっても太陽光発電が切り離されずに配電線へ電力を供給し続ける状態。感電や復電時の位相不一致が危険。
LVRT(Low Voltage Ride Through)系統側の瞬時電圧低下時に太陽光発電が不要な解列をしないよう継続運転する機能。
パワーコンディショナとは
太陽電池の直流電力を電力系統に適した交流電力に変換し,系統連系を管理する装置
(Power Conditioner,略称:PCS)。
主な機能:DC→AC 変換(インバータ)・最大電力点追従(MPPT)・
系統保護(単独運転防止・過電圧抑制)
系統側の停電時に自動で解列して電力供給を停止する
パワーコンディショナの構成
逆変換装置(インバータ:DC→AC変換)+ 系統連系用保護装置
太陽電池の直流出力を商用周波数の交流に変換し,配電系統に連系する。
単独運転とその検出
「単独運転」とは,系統側が事故・停電になっても,太陽光発電が切り離されずに連系を継続する状態。感電・復電時の位相不一致などが問題となる。
検出方法:電圧位相や周波数の急変を常時監視する(能動的・受動的検出)。
単独運転を検出したら系統から自動的に切り離す。
瞬時電圧低下への対処
配電線側での瞬時電圧低下(落雷・電力系統の一時的な電圧降下)に対しては,不要な切り離しをしないよう制御する(Low Voltage Ride Through:LVRT)。
瞬時電圧低下は単独運転と区別され,この場合は太陽光発電の継続運転(LVRT)が求められる。
図1
関連問題数:1

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