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2025年3月23日実施 機械 A問題 問10
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問題一覧
機械
パワーエレクトロニクス
インバータ・チョッパ・PWM
出題頻度: ★☆☆☆☆
配点: 5点
2025年3月23日実施 機械 A問題 問10
図に示す太陽光発電用パワーコンディショナに関する記述として,誤っているものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
(1)
パワーコンディショナは降圧チョッパとインバータを組み合わせて太陽電池の直流電圧を交流電圧に変換制御する機器である。
(2)
太陽電池の出力は,日射や温度などの環境からの影響を大きく受けるため,その時々の条件で最大電力を出力できるように最大電力点追従制御(MPPT)が行われる。
(3)
チョッパの出力電圧はチョッパとインバータ間に設置されたキャパシタによって平滑され,キャパシタ容量が大きいほどチョッパの出力電圧リプルは小さくなる。
(4)
パワーコンディショナのインバータでは,高調波抑制用のフィルタが接続され,PWM 制御により電力系統への高調波流出を少なくする。
(5)
パワーコンディショナの出力を電力系統と接続するためには系統連系保護装置が必要で,系統側やパワーコンディショナ内に異常が起きた際に,パワーコンディショナの出力を遮断する。
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解説
正答の解説:(1) が誤り
太陽光発電用パワーコンディショナは,太陽電池(直流)の出力電圧を電力系統(交流)に適した電圧に変換する装置である。
太陽電池の出力電圧は日射・温度によって変動し,一般的に比較的低い電圧(数十〜数百V)であるため,電力系統の系統電圧(数百V〜数kV)まで昇圧する必要がある。
そのため,パワーコンディショナには通常「昇圧チョッパ(昇圧コンバータ)」とインバータが組み合わされている。
図の回路を見ても,左側の DC/DC コンバータ部は昇圧型の回路構成である。
(1) は「降圧チョッパ」と記述しているが,正しくは「昇圧チョッパ」である → 誤り
各選択肢の解説
(2) MPPT(最大電力点追従制御):日照・温度条件に応じて動作点を調整し,常に最大電力を取り出す制御。正しい。
(3) チョッパ出力はキャパシタで平滑。容量が大きいほどリプルは小さくなる。正しい。
(4) PWM インバータ + 高調波フィルタにより系統への高調波を低減。正しい。
(5) 系統連系保護装置による異常検出・遮断。単独運転防止も含む。正しい。
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答え:(1)(誤っているもの)
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