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電気系と熱系のアナロジー(対応関係)

概要
電気回路の法則(オームの法則など)と熱伝導の法則が数学的に同じ形をもつことを利用した「電気・熱アナロジー」を説明する。電圧↔温度差,電流↔熱流,抵抗↔熱抵抗の対応関係を把握することで,電気回路の解析手法を熱問題に応用できる。
📖用語
電気・熱アナロジー電気回路の法則と熱伝導の法則が数学的に同じ形をしており,対応する物理量を置き換えることで相互に応用できる対応関係
熱抵抗(RT熱の流れにくさを表す量。単位は [K/W](温度差÷熱流)
熱流(Φ)単位時間あたりに移動する熱量。単位は [W]
熱容量(C)物体の温度を1K上昇させるのに必要な熱量。単位は [J/K]
電気・熱アナロジーとは
電気回路の法則と熱伝導の法則は数学的に同じ形をしており,対応する物理量を置き換えることで電気回路の解析手法を熱問題に応用できる。
📐基本公式:電気系と熱系の対応関係
電気系の量単位熱系の量単位
電圧 V[V]温度差 θ[K]
電気量 Q[C]熱量 Q[J]
電流 I[A]熱流 Φ[W]
導電率 σ[S/m]熱伝導率 λ[W/(m·K)]
電気抵抗 R[Ω]熱抵抗 RT[K/W]
静電容量 C[F]熱容量 C[J/K]
オームの法則との対応
電気:I = VR(電流 = 電圧 ÷ 抵抗)
熱:Φ = θRT(熱流 = 温度差 ÷ 熱抵抗)
使い方・ポイント
電圧↔温度差,電流↔熱流,抵抗↔熱抵抗の対応を覚える。
熱抵抗の単位は [K/W](温度差 [K] ÷ 熱流 [W]),熱容量の単位は [J/K](熱量 [J] ÷ 温度変化 [K])である。
図1
関連問題数:1

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