機械自動制御・情報処理フィードバック制御の基礎★★☆☆☆

シーケンス制御とリレーシーケンス・インタロック

概要
自動制御の分類(シーケンス制御とフィードバック制御)と,電磁リレーを用いたリレーシーケンスの基本概念を説明する。インタロックやタイムチャートなどリレーシーケンス特有の用語・回路構成も含めて理解することが重要。
📖用語
シーケンス制御あらかじめ定めた順序・条件に従って各段階を順次進める自動制御方式
フィードバック制御制御量を目標値と比較し,偏差をゼロにするよう操作量を調整する制御方式
電磁リレー電磁石の吸引力で機械接点を開閉する継電器。リレーシーケンス回路の基本素子
インタロックある条件が満たされない限り特定の操作を禁止する安全機能。誤操作・機器損傷を防ぐ
自動制御の分類
自動制御は大きく2種類に分類される。
シーケンス制御:あらかじめ定められた手順(シーケンス)に従って,各段階を順に進める制御。条件が満たされると次のステップに進む。
フィードバック制御:制御量を目標値と比較し,偏差をゼロにするように操作量を調整する制御。
シーケンス制御の実現方式
方式特徴
有接点シーケンス制御(リレーシーケンス)電磁リレーの接点を組み合わせて回路を構成する。構造がシンプルで堅牢。
無接点シーケンス制御トランジスタ・IC・PLCなどの電子素子で構成。高速・長寿命。
電磁リレーの接点
a 接点(常開接点):コイルに電流を流すと閉じる接点。
b 接点(常閉接点):コイルに電流を流すと開く接点。
インタロック回路の構成
インタロックとは,2個の電磁リレーのそれぞれのコイルに,相手の b 接点を直列に接続し,両者が同時に動作しないようにする回路構成をいう。誤操作による機器の損傷や危険な状態を防ぐ安全機能として用いられる。
タイムチャートとは
横軸に時間,縦軸にコイルや接点の動作状態(ON/OFF)を表した図。シーケンス制御の動作確認や回路設計の手助けに使われる。
図1
関連問題数:1

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