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2026年3月22日実施 法規 A問題 問4
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問題一覧
法規
電気設備技術基準
感電・火災防止(接地・絶縁等)
出題頻度: ★★☆☆☆
配点: 6点
2026年3月22日実施 法規 A問題 問4
次の文章は,電気設備の接地に関する記述であるが,「電気設備技術基準の解釈」から判断して不適切なものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
(1)
使用電圧 200 V の機械器具の鉄台に施す接地工事の接地抵抗値を 90 Ω とした。
(2)
使用電圧 100 V の機械器具を屋内の乾燥した場所で使用するので,その機械器具の鉄台の接地工事を省略した。
(3)
使用電圧 440 V の機械器具に電気を供給する電路に動作時間が 0.1 秒の漏電遮断器が施設されているので,その機械器具の鉄台の接地工事の接地抵抗値を 300 Ω とした。
(4)
水気のある場所で使用する使用電圧 100 V の機械器具に電気を供給する電路に動作時間が 0.1 秒の漏電遮断器が施設されているので,その機械器具の鉄台の接地工事を省略した。
(5)
使用電圧 3300 V の機械器具の鉄台に施す接地工事の接地線に,直径 2.6 mm の軟銅線を使用した。
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💡
解説
⚖️
条文(要約)
接地工事の種類(電技解釈 第17条第3項第一号)
C種接地工事の接地抵抗値は,10Ω(低圧電路において,地絡を生じた場合に0.5秒以内に当該電路を自動的に遮断する装置を施設するときは,500Ω)以下であること。
機械器具の金属製外箱等の接地(電技解釈 第29条)
第1項 電路に施設する機械器具の金属製の台及び外箱(以下この条において「金属製外箱等」という。)(外箱のない変圧器又は計器用変成器にあっては,鉄心)には,使用電圧の区分に応じ,29-1表に規定する接地工事を施すこと。ただし,外箱を充電して使用する機械器具に人が触れるおそれがないようにさくなどを設けて施設する場合又は絶縁台を設けて施設する場合は,この限りでない。
第2項(一部抜粋) 機械器具が小規模発電設備である燃料電池発電設備である場合を除き,次の各号のいずれかに該当する場合は,第1項の規定によらないことができる。
一 交流の対地電圧が 150 V 以下又は直流の使用電圧が 300 V 以下の機械器具を,乾燥した場所に施設する場合
二 低圧用の機械器具を乾燥した木製の床その他これに類する絶縁性のものの上で取り扱うように施設する場合
五 水気のある場所以外の場所に施設する低圧用の機械器具に電気を供給する電路に,電気用品安全法の適用を受ける漏電遮断器(定格感度電流が15mA以下,動作時間が0.1秒以下の電流動作型のものに限る。)を施設する場合
(注:水気のある場所は上記いずれの省略条件にも該当しないため,このように定格の厳しい漏電遮断器があっても省略不可)
各選択肢の解説
(1) 適切:200 V 機器のD種接地工事の接地抵抗は 100 Ω 以下(90 Ω は適合)。
(2) 適切:交流の対地電圧が150 V以下の機械器具を乾燥した場所に施設する場合は接地工事を省略できる(第29条第2項第一号)。使用電圧100 Vはこの基準を満たす。
(3) 適切:300 V を超える機器のC種接地工事は,地絡時に0.5秒以内に自動遮断する装置を設置していれば接地抵抗値500Ω以下に緩和できる(第17条第3項第一号)。設問の漏電遮断器は動作時間0.1秒であり,0.5秒以内の条件を満たすため,300 Ωは適合。
(4) 不適切(正解):水気のある場所は,接地工事の省略条件(第29条第2項第五号:定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下の漏電遮断器を施設する場合)から除外されているため,使用電圧が低圧であっても,該当する漏電遮断器を設置しても接地工事の省略はできない。
(5) 適切:3300 V の機器には A 種接地工事。接地線の太さは直径 2.6 mm 以上の軟銅線が必要であり,2.6 mm は適合。
✅
答え:(4)(水気のある場所での接地省略は不可)
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