機械変圧器変圧器の等価回路・損失・効率★★☆☆☆
電気機器(変圧器・直流機・誘導機・同期機)の共通動作原理
概要
変圧器・直流機・誘導機・同期機の4種類の電気機器に共通する動作原理を整理する。機器の種類に関係なく成立する共通点を理解することで,各機器の特性を横断的に把握できる。
📖用語
電機子反作用:電機子巻線の電流が生じる磁束が,主磁束(界磁磁束)に影響を与える現象。直流機・同期機で発生する
T形等価回路:変圧器や誘導機の動作を一次・二次巻線間の相互誘導を含めて表した等価回路モデル
すべり(s):誘導機において,同期速度と回転速度の差を同期速度で割った無次元量
| 共通点 | 該当する機器 | 説明 |
|---|---|---|
| 共通点1 | 直流機・誘導機 | 速度変化でトルクが変化 |
| 共通点2 | 誘導機・変圧器 | T形等価回路が類似 |
| 共通点3 | 直流機・同期機 | 電機子反作用磁束が起電力に影響 |
共通点1:回転速度の変化でトルクが変化する機器
直流機と誘導機は,磁束の大きさ一定・電源電圧(交流機では周波数も)一定の条件のとき,回転速度の変化でトルクが変化する。これは,起電力や回転子の誘導電圧が回転速度に依存するためである。
共通点2:等価回路が似ている機器
誘導機と変圧器は,一次巻線に負荷電流と励磁電流を重畳して流す点が共通しており,特性計算に用いる等価回路(T形等価回路)がよく似ている。誘導機は「回転する変圧器」とも呼ばれる。
共通点3:電機子反作用磁束で起電力が変化する機器
直流機と同期機は,負荷電流が電機子巻線を流れるとき,界磁磁束と電機子反作用磁束のベクトル和の磁束に比例する誘導起電力が発生する。

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