モグラ電験
トップ
お知らせ一覧
モグラ電験について
出題
過去問一覧
学習ポイント一覧
第三種電気主任技術者
ログイン
一覧に戻る
前へ
2025年8月31日実施 機械 A問題 問3
次へ
問題一覧
機械
誘導機
三相誘導電動機の特性
出題頻度: ★☆☆☆☆
配点: 5点
2025年8月31日実施 機械 A問題 問3
三相かご形誘導機に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
(1)
同じ容量の三相巻線形誘導機よりも構造が簡単で,安価である。
(2)
発電機として,一部の水力発電や風力発電に採用されている。
(3)
発電運転中の滑りは負となる。
(4)
大容量の電動機にはアルミダイカスト回転子が広く用いられている。
(5)
回転子に棒状の導体を用いている三相かご形誘導機は,同じ容量の三相巻線形誘導機よりも機械的に過酷な使用に耐えられる。
解答する
💡
解説
各選択肢の解説
(1) 正しい:かご形誘導機は回転子にコイル・スリップリングが不要で,構造が簡単・安価。
(2) 正しい:かご形誘導機は発電機としても使用でき,小容量水力発電(農業用水)や風力発電(固定速制御)に採用されている。
(3) 正しい:発電運転中は回転子が同期速度
n
s
を超えて回転するため,滑り s =
n
s
− n
n
s
< 0(負の滑り)となる。
(4) 誤り:アルミダイカスト回転子(アルミをダイカスト鋳造して棒導体・短絡環を一体成形)は,製造コストが低く「小形」誘導電動機に広く用いられる。「大容量」の電動機では高い導電率が必要なため,銅棒を回転子スロットに挿入する構造が採用される。
(5) 正しい:かご形回転子は鉄心と導体棒のみで構成され,コイルや絶縁材がない。構造が強固で,粉じん環境・高頻度始動・大きな機械的衝撃に耐えられる。
✅
答え:(4)
かご形(三相かご形)vs 巻線形 誘導機の比較
項目
かご形(三相かご形)
巻線形(三相巻線形)
構造
簡単・安価(コイル・スリップリング不要)
複雑・高価(スリップリングあり)
回転子材料
銅棒(大容量)またはアルミダイカスト(小形)
巻線(コイル)
始動特性
劣る(Y-Δ始動等が必要)
二次抵抗で改善可
発電機運転
可能(s < 0,小水力・風力発電に採用)
可能
機械的強度
高い(粉じん環境・高頻度始動に耐える)
かご形より劣る
保守
容易
スリップリングの保守が必要
💬
公開コメント
(0)
誰でも閲覧可
公開コメントはまだありません。
0 / 200 ※ログインしていない場合はゲストとして公開されます
公開
関連する学習ポイント
誘導機
三相誘導電動機の特性
三相かご形・三相巻線形誘導機の構造と特徴
概要
ログインすると解答を記録できます。
ログイン
一覧に戻る
前へ
2025年8月31日実施 機械 A問題 問3
次へ