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2025年8月31日実施 電力 A問題 問7
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電力
送電・配電
配電方式・故障計算
出題頻度: ★☆☆☆☆
配点: 5点
2025年8月31日実施 電力 A問題 問7
分散型電源の配電系統連系に関する記述として,誤っているものを次の(1) ~(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
(1)
大規模太陽光発電等の分散型電源が連系した場合,配電用変電所に設置されている変圧器に逆向きの潮流が増加し,配電線の電圧が上昇する場合がある。
(2)
太陽光発電や燃料電池発電等の電源は,電力変換装置を用いて電力系統に連系されるため,高調波電流の流出を抑制するフィルタ等の設置が必要になることがある。
(3)
分散型電源からの逆潮流による系統電圧の上昇を抑制するために,受電点の力率は系統側から見て進み力率とする。
(4)
比較的大容量の分散型電源を連系する場合は,専用線による連系や負荷分割等配電系統側の増強が必要になることがある。
(5)
分散型電源からの逆潮流等により他の低圧需要家の電圧が適正値を維持できない場合は,ステップ式自動電圧調整器(SVR)を設置する等の対策が必要になることがある。
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💡
解説
各選択肢の解説
(1) 正しい:大規模太陽光発電等が逆潮流すると,変電所変圧器に逆方向の潮流が生じ,配電線の電圧が上昇することがある。
(2) 正しい:太陽光・燃料電池はインバータ(DC/AC変換)を介して連系するため,スイッチングにより高調波電流が発生する。高調波抑制フィルタの設置が必要になることがある。
(3) 誤り:逆潮流による系統電圧の上昇を「抑制」するには,受電点の力率を系統側から見て「遅れ力率」に設定する必要がある。「進み力率」(容量性)に設定すると,逆に無効電力が供給されて電圧はさらに上昇してしまうため誤り。
力率と電圧の関係:
•
遅れ力率(誘導性)→ 無効電力を吸収 → 電圧抑制効果
•
進み力率(容量性)→ 無効電力を供給 → 電圧上昇
(4) 正しい:大容量の分散型電源を連系する場合,配電系統への影響が大きいため,専用線連系や系統増強が必要になることがある。
(5) 正しい:電圧が不適正になる場合,SVR(ステップ式自動電圧調整器)を設置して電圧を調整する。
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答え:(3)
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