モグラ電験
トップ
お知らせ一覧
モグラ電験について
出題
過去問一覧
学習ポイント一覧
第三種電気主任技術者
ログイン
一覧に戻る
前へ
2025年8月31日実施 電力 A問題 問8
次へ
問題一覧
電力
送電・配電
送電特性・電圧降下・電力損失
出題頻度: ★☆☆☆☆
配点: 5点
2025年8月31日実施 電力 A問題 問8
架空送電線路の構成部品に関する記述として,誤っているものを次の(1)~ (5)のうちから一つ選べ。
選択肢
(1)
鋼心アルミより線は,アルミ線を使用することで質量を小さくし,これによる強度の不足を,鋼心を用いることで補ったものである。
(2)
がいしは,電線と鉄塔などの支持物との間を絶縁するために使用する。雷撃などの異常電圧による絶縁破壊は,がいし内部で起こるように設計されている。
(3)
架空送電線におけるねん架とは,送電線各相の作用インダクタンスと作用静電容量を平衡させるために行われるもので,ジャンパ線を用いて電線の配置を入れ替えることができる。
(4)
電線の微風振動やギャロッピングを抑制するために,電線にダンパを取り付け,振動エネルギーを吸収する方法がとられる。
(5)
送電線やがいしを雷撃などの異常電圧から保護するための設備に架空地線がある。架空地線には,光ファイバを内蔵し電力用通信線として使用されるものもある。
解答する
💡
解説
各選択肢の解説
(1) 正しい:鋼心アルミより線(ACSR:Aluminum Conductor Steel Reinforced)は,導電性が高く軽量なアルミ線を使い,引張強度不足を中心の鋼心(鋼線)で補った電線。
(2) 誤り:がいし(碍子)は電線と鉄塔(支持物)を絶縁するために使う。雷撃などの異常電圧でフラッシオーバが生じる場合,それはがいし内部でもがいし表面(沿面)でもなく,アークホーン間の空間で起こるよう設計されている。がいし「内部」で破壊が生じると,がいし自体が永久的に破損して交換が必要になる。また,がいし「表面」に沿ってフラッシオーバが起きると,表面が損傷・劣化するおそれがある。そのため,がいし連の両端に金属電極(アークホーン)を取り付け,フラッシオーバ時のアークをアークホーン間(空間)に誘導することで,がいし自体の内部・表面いずれも損傷を受けないよう設計している。
(3) 正しい:ねん架(転位)とは,各相の電線配置を一定スパンごとに入れ替え,三相の作用インダクタンス・静電容量を均等化する操作。ジャンパ線を用いて実施する。
(4) 正しい:ダンパ(振動ダンパ)は,微風振動(エオリアン振動)やギャロッピング(強風による大振幅振動)を抑制するため,電線に取り付けて振動エネルギーを吸収する。
(5) 正しい:架空地線(遮蔽線)は鉄塔最上部に設け,雷撃から送電線・がいしを保護する。OPGW(光ファイバ複合架空地線)は架空地線に光ファイバを内蔵し,電力系統の監視・通信に利用する。
✅
答え:(2)
💬
公開コメント
(0)
誰でも閲覧可
公開コメントはまだありません。
0 / 200 ※ログインしていない場合はゲストとして公開されます
公開
関連する学習ポイント
送電・配電
送電特性・電圧降下・電力損失
架空送電線路の構成部品
概要
ログインすると解答を記録できます。
ログイン
一覧に戻る
前へ
2025年8月31日実施 電力 A問題 問8
次へ