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2026年3月22日実施 理論 A問題 問13
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問題一覧
理論
電子理論
トランジスタ・増幅回路
出題頻度: ★☆☆☆☆
配点: 5点
2026年3月22日実施 理論 A問題 問13
水晶振動子と水晶発振回路に関する記述として,誤っているものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
(1)
水晶振動子は,水晶片を二つの電極で挟んだ素子である。
(2)
水晶振動子の電気的な等価回路には,直列共振周波数と並列共振周波数の差が非常に小さいという特徴がある。
(3)
水晶発振回路は,LC発振回路のコンデンサを水晶振動子に置き換えたものである。
(4)
水晶発振回路は,LC発振回路と比較して周波数変動が非常に小さい。
(5)
水晶発振回路を用いた周波数シンセサイザは,無線送信機の周波数源として利用されている。
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💡
解説
水晶振動子の基本
圧電効果:水晶(Si
O
2
)などの結晶に電圧を加えると機械的振動が起きる(逆圧電効果)。
逆に機械的振動を加えると電圧が発生する(圧電効果)。
構造:水晶の薄片を二つの金属電極で挟んだ素子。
各選択肢の解説
(1) 正しい。水晶片を二つの電極で挟んだ素子が水晶振動子の構成。
(2) 正しい。直列共振周波数と並列共振周波数の差が非常に小さいという等価回路の特徴。
この特性により、非常に狭い周波数帯のみで安定動作する。
(3) 誤り。水晶発振回路は LC 発振回路の「インダクタンス(コイル)」を
水晶振動子に置き換えたものである。
水晶振動子は直列共振周波数と並列共振周波数の間の範囲で誘導性として動作するため、
コイルの代わりに使用できる。「コンデンサ」の置き換えではない。
(4) 正しい。水晶振動子は Q 値(品質係数)が 10
4
〜10
6
と非常に高いため、
LC 発振回路(Q 値 = 数十〜数百)と比較して周波数安定度が極めて高い。
(5) 正しい。水晶発振回路を基準発振器として PLL(位相同期ループ)と
組み合わせた周波数シンセサイザは無線通信機器の周波数源として使われている。
✅
答え:(3)
💬
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